本記事では、喰いしん坊!の喰輪杯編に登場した優勝候補筆頭”だった”アメリカ代表「エミリー・フォスター」について色々と紹介・考察している。
職業は専業主婦
エミリー・フォスターは職業が専業主婦となっており、作中で確認できる範囲だと子供が2人いる。
子供の年齢は定かではないがおそらく小学生くらいだろう。
喰輪杯に優勝した際の賞金の使い道は、家族のために農場だか牧場だかと家を買う予定だった。
自己ベストはホットドッグ52本
エミリー・フォスターの自己ベスト記録は、ホットドッグ52本となっている。
軽く調べてみた所ホットドッグ1個辺りの重さは150グラム前後らしいので、それで計算すると約8キロ程のホットドッグを食べたという計算になる。
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作中での評価はトップクラスに高かった
エミリー・フォスターはその立派な体格や食べっぷり等から、作中での評価はトップクラスに高いキャラであった。
大原満太郎と一緒に台湾へと赴いた淀川曰く、一番の大穴との事。
また、喰輪杯1回戦第1試合の茹で玉子10分大食い勝負の際、エミリー・フォスターだけがたくさん食べる工夫に気付いていた描写があったため、戦略面や技術面でも優れている事が伺えるだろう。
ちょっとしたサービスシーンあり
喰いしん坊!原作22巻の141Pにエミリー・フォスターの入浴シーンがあり、そこで浴槽から勢いよく立ち上がるちょっとしたサービスシーンが存在する。
特別性欲を駆り立てるようなものでもないとは個人的に思うが、気になるという方は是非原作を買って確認してほしい。
喰輪杯の1回戦ではタイ代表選手を下した
エミリー・フォスターは喰輪杯1回戦の第9試合に出場し、そこでマッシュポテト3キロを20分で完食することでタイ代表の「ソッド・ワンチャイ」を下した。
第9試合は2キロ超級に含まれているため、戦略かどうかは分からないが軽量前は控えめに食べていた事が伺える。
試合の詳細自体は尺の都合上カットされていたが、ビデオで確認した淀川曰く「顔色ひとつ変える事なく食べた」との事なのでかなりの強キャラ感がこの時点では確実にあった。
喰輪杯決勝で順調に1位のまま勝ち抜けつづけるが、途中で退場してしまう
淀川の評価通り、エミリー・フォスターは喰輪杯の決勝を順調に1位通過していく。
最初のペペロンチーネスパゲティ1キロ勝負ではナイアガラの滝の如く流し込む食べ方を披露し、次のフライドチキン2キロ勝負でも骨に一片の肉も残さない程綺麗に食べ進めていた。
しかし続いてのいちごの生クリームキーキ3キロ勝負において、他の選手同様にこれから先食べる食事の量を想像して不安になり、自分の食べ方を見失う等して完食後に退場してしまう。
大原満太郎や林美麗等次の勝負に進んだ選手は自分のペースで食べ進める事で難を乗り切ったが、エミリー・フォスターは克服できなかったので勝ち進んだ選手よりもメンタル面が弱かったのだと考えられる。
喰輪杯の決勝は各食事毎に時間制限が決められており、その時間内に食べさえすればOKとなっていたのでエミリー・フォスターの行動は正直無駄ではあったと思う。
実際大原満太郎や林美麗、ドイツ代表のバルマー・ラインハルト等はこの時点での1位通過等は無駄だと考えており、自分のペースを守って食べ進める事で次の勝負にコマを進めた。
ただ少なくとも3キロ地点まではトップで食べ進めた(ニコライ・カバレフスキーが完食後即リタイアしたので実質トップはエミリー・フォスター)事を考えると、大食い早食い共に作中でもトップクラスの選手であると言えよう。
大食いではニコライ・カバレフスキー、早食いではエミリー・フォスターに軍配が上がる
ロシア代表のニコライ・カバレフスキーはエミリー・フォスターを勝手にライバル視しており、決勝ではエミリーに続きずっと2位通過をしていた。
しかしいちごの生クリームキーキ3キロ時点でついにエミリー・フォスターより早く食べ終わるも、水分や空気の摂り過ぎから腹が膨らみ途中退場してしまった。
2人の実力に大きな差があったとは考えられないが、少なくとも早食いに関して言えばエミリー・フォスターに軍配が上がるだろう。
ただ大食いに関しては、描写的にエミリー・フォスターよりも水分を大量に摂取していたニコライ・カバレフスキーに軍配が上がると考えられる。
ニコライ・カバレフスキーは毎回のようにジョッキの水を飲み干していたが、エミリー・フォスターはせいぜいがジョッキの1/3~半分くらいまでしか飲んでいなかったように思われる。
なのでほぼ同じタイミングで退場した2人に大きな優劣等は存在しないが、早食いではエミリー・フォスター、大食いではニコライ・カバレフスキーという関係になるのではないだろうか。
まとめ
惜しくも途中退場してしまったキャラではあったが、大食い早食い共に作中でもかなりの強キャラ枠と判断できる描写が度々あるキャラクターであった。
茹で玉子大食い勝負を観戦中に工夫に気付く等、戦略面や技術面でも優れていたと考えられるが、1位通過にこだわった結果途中退場という悔しい結果となってしまった。
1位通過にこだわらなければもっと上の結果を出せていたと思われるので残念でならない。
正直な話ブラジル代表よりも彼女を残した方が良かったと思わないでもないが、喰いしん坊!では度々メンタルの弱さからキャラが退場するという自体が起こるので、彼女もその犠牲者となってしまったのだろう。
ただ仮にメンタル面を克服+ペース配分をしっかりして次の試合まで残ったとしても、おそらくロコモコ4キロを完食できずに終わっていたと考えられる。
ニコライ・カバレフスキーと同様に何とも微妙な結果に終わってしまったキャラクターではあったが、短時間での早食い勝負等では無類の強さを発揮するキャラクターなのではないだろうか。
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