本記事では、喰いしん坊!の喰輪杯編に登場した強キャラ枠のロシア代表「ニコライ・カバレフスキー」について色々と紹介・考察している。
職業はレスラー
喰いしん坊!原作20巻162Pより引用
ニコライ・カバレフスキーは職業がレスラーとなっており、その職業に恥じぬ肉体を誇っている。
この見事な肉体から周囲の期待はトップクラスに高い選手であった。
五福星の１人を圧倒する程の実力者
ニコライ・カバレフスキーは喰輪杯の予選が始まる少し前、台湾のプロ食闘士グループ五腹星の１人であるチャンを張（チャン）を炸醤麺（ジャージャーメン）大食い勝負で下している。
この時ニコライ・カバレフスキーは炸醤麺を15杯程完食しているのに対して、チャンは9杯目の途中でダウンしているので２人の実力はかなり差があったのではと想像できる。
五腹星同士での勝負描写等がなかったので確かな事は言えないが、最初にやられた事からもおそらくチャンは五腹星の中では一番弱かったのだろう。
ただそれでも他メンバーは大体世界とも渡り合える実力がある事から、実力自体は作中でも上位に位置するのではないだろうか。
麺料理ばかり食べている描写があるのでおそらく得意料理は麺料理なのだと思うが、喰いワン編時点での鳥飼飛男以上の実力はあるのではと私は考えている。
ここでは単純にニコライ・カバレフスキーが強すぎたと考えた方が無難だろう。
喰輪杯の1回戦では工夫を持ってしてノルウェー代表選手を下した
喰いしん坊!原作21巻5Pより引用
ニコライ・カバレフスキーは喰輪杯の第1回戦に出場し、そこで行った茹で玉子10分大食い勝負でノルウェー代表の「トーマス・ヨハンセン」を下した。
茹で玉子大食い勝負で使用された茹で玉子はかなり固茹でとなっていたため喉を通り難かったのだが、ニコライ・カバレフスキーは最後の2分程になったタイミングでどのご家庭にもあるであろうある”調味料”を使用する事で喉の通りを良くし、トーマス・ヨハンセンに勝利した。
その時ニコライ・カバレフスキーが食べた茹で玉子の量は実に60個と驚異的な数字を叩き出した。
茹で玉子の重さは玉子の大きさにもよるが大体60～80グラム程とされているので、その間の70グラムで計算すると約4キログラムもの茹で玉子を食べたという計算になる。
コレステロール値が気にならないでもないが、そこを気にするのは野暮というものだろう。
ただノルウェー代表のトーマス・ヨハンセンはニコライ・カバレフスキーが行った工夫なしに54個もの茹で玉子を食したので、2人の大食い力や早食い力に大きな差はなかったと思われる。
ここまで結果を残して来たが喰輪杯の決勝では途中で退場してしまう
喰いしん坊!原作23巻139Pより引用
ここまで順調にその力を見せつけてきたニコライ・カバレフスキーだが、喰輪杯の決勝ではとあるキャラクターへの対抗心から途中で退場してしまう。
喰輪杯の決勝は1キロのペペロンチーネスパゲティ・2キロのフライドチキン・3キロの生クリームキーキ、4キロのロコモコ・5キロの満漢全席という総重量15キロにも及ぶ過酷な試合内容だったのだが、ニコライ・カバレフスキーは3キロの生クリームキーキを完食した時点で途中退場した。
途中退場した理由も単純に戦略が甘かったという理由なのだが、こちらは喰いワン決勝で途中退場した西山清志とは異なり強すぎるから途中で退場させたという感じではなかった。
描写からしてニコライ・カバレフスキーは五腹星のメンバーである「ジャッキー・楊」と同程度かそれより少し上程度の実力だと思われるので、勝ち残ったキャラクター同様に食べ進めたとしてもおそらく4キロのロコモコ時点で途中退場していたのでは、と考えられる。
まとめ
その体格からも周囲の期待が高かったニコライ・カバレフスキーだが、喰輪杯の決勝では途中退場するという何とも微妙な結果に終わってしまった。
茹で玉子大食い対決での戦略は作中のほとんどのキャラクターが気付かないような物だったので、無駄な対抗心を出さなければおそらくもっと上位の結果を出せたのではないだろうか。
少なくとも大食いや早食いの実力自体に関しては、作中でもTOP10には入るのではと私は考えている。
だが大食いや早食い勝負ややはり戦略や技術という要素も当然必要にはなってくるので、大食いや早食いがただすごいだけでは勝てないというものだろう。
ついでに一つ不満点を上げるとすれば、五腹星との勝負が有耶無耶になったまま終わったのは残念な所である。
ただジャッキー・楊が4キロのロコモコに進んで半分以上は食べ進めたので、途中退場したニコライ・カバレフスキーよりジャッキー・楊の方が実力は高いと言えるだろう。
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