本記事では、喰輪杯予選突破時に各選手を紹介した際に何故大原満太郎の自己ベストがビーフボウルだったのか?という事について考察している。
そもそもビーフボウルとは何か?
そもそもの話だが、ビーフボウルとはどういう食べ物なのだろうか。
何となく予想が付く人もいるとは思うが、これは単純に牛丼を英訳しただけの事らしい。
なので大原満太郎の大食い自己ベストは、牛丼25杯という事になる。
牛丼は並盛だとご飯が大体250グラムで牛肉が100グラム行かないくらいの量らしいが、大食い勝負等で使用されるのは並盛より少し大盛り気味なイメージがないだろうか。
ちなみに大盛りだとご飯が大体300グラムと少しくらいで、牛肉は100グラムと少しくらいらしい。
並盛で計算した場合、250グラム+100グラムで350グラム×25杯で大体8.5キログラム~程になる。
大盛りで計算した場合だと、300グラム+100グラム+端数を足して切りよく450グラムで計算し、それに25杯をかけると11キログラム~程になる。
間を取って大体9~10キログラム前後と考えても、大原満太郎は10キロにも及ぶ牛丼を食べた事があるという結論に至る。
大原満太郎と言えばカツ丼のイメージが強い
大原満太郎が作中で食べた料理はカツ丼に始まり、肉まん・ラーメン・おにぎり・釜揚げうどん・ハンバーガー・鉄火丼・カレーうどん・駅弁・ステーキ・どら焼き・おでん・ピザ・太巻き・そば等など多岐に渡る。
私が見落としている可能性もあるが、分かる範囲で確認した所大原満太郎が牛丼を大食いチャレンジしたという描写はない。
なのでおそらく作中外で食べた時の記録を自己ベストとしたのではないだろうか。
10キロもの料理を食べるのは流石に序盤~中盤の大原満太郎の実力では考えられないので、少なくとも喰いワン編前後かもしくはそれ以降の喰輪杯が始まるまでに出した記録なのだとは思う。
ただ大原満太郎と言えば最初はカツ丼に始まり、最後もカツ丼に終わったキャラクターである。
なので正直牛丼よりもカツ丼というイメージの方が個人的には強い。
もしかしたら海外の選手にも分かりやすい料理をチョイスしたのではないだろうか
大原満太郎=牛丼というイメージは正直全く湧かない。
だがおそらくここでカツ丼ではなく牛丼を選択したのは、海外選手にもイメージが湧きやすい料理がチョイスされたのではないだろうか。
喰いしん坊!の原作が連載されていたのは今より10年程前なので、その時代だとカツ丼はあまり海外に浸透していなかったのかもしれない。
カツ丼等の海外進出率が分からないので何とも言えないが。
軽く調べてみた所、吉野家は牛肉を直接買い付けるため1973年にアメリカでスタートしたらしい。
なのでビーフボウルなら海外でも知名度が浸透しており、カツ丼よりもより海外向けな料理という事でチョイスされたのではと考えている。
喰輪杯はせっかくの世界大会編という事だったので、日本でしか浸透していないような料理よりも海外でも知られている料理の方が良かったという事なのではないだろうか。
(ただエチオピア代表のインジェラやギリシャ代表のタラモサラダ等聞き覚えのない料理が自己ベストにチョイスされているため、一概に知名度だけで選択されたとは言えないが。)
まとめ
無理矢理結論付けたりはしてみたが、何故ビーフボウルがチョイスされたのかは分からないというのが正直な感想だ。
作中で大原満太郎が良く食べたカツ丼やラーメンの方がまだ良かったのではないかと思わないでもない。
もしかしたら量が計算しやすい等の理由があるのかもしれないが、同じ丼ものならカツ丼や鉄火丼でも大差はないと思われるので何とも言えない所ではある。
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